本とハーブと日々のこと、あれこれ。

読書メモや本にまつわること、アロマやハーブに関すること、日々思うことなどを書いていこうと思っています。

読書メモ その4

ここ最近、読んだ本の中で面白かったなぁと思ったものあれこれ。

●『本屋になりたい この島の本を売る』

宇田智子 著

ちくまプリマー新書

2015年

著者の宇田智子さんは、元々全国チェーンの新刊書店の東京の店で働いていました。

その後、沖縄の支店に異動し、退職、現在は沖縄でひとりで小さな古本屋“市場の古本屋ウララ”を営まれています。

そんな宇田さんが、書店員になるまでの経緯や、どうして沖縄で古本屋を営むに至ったか、そしてその古本屋をしながらどんなことを考えているのかが、この本には書かれています。

また、本屋の話に限らず、自分がいる町の中でお金をまわす(買いものをする場所をスーパーやチェーン店ではなく、近くの商店で買ったり)という個人商店の店主だからこその意識の変化や、厳しくてもこの店だけで生計を立てるといった考えも、それがわかりやすい言葉で書かれているので、すうっと入ってきます。

丁寧に書かれたこの本には、たくさんの「なるほどなぁ」となる言葉がありました。

どの言葉も、宇田さんの、本を通した日々の中から生まれた、やわらかいけどしっかりかたいものなんだなぁと思いました。

自分で何かをしたいと思ったら、力強くて刺激的な言葉もいいけど、自分はこういったやわらかい言葉の方に頷きやすいんだなぁと思った1冊でした。