本とハーブと日々のこと、あれこれ。

読書メモや本にまつわること、アロマやハーブに関すること、日々思うことなどを書いていこうと思っています。

沖縄旅記録&所感 4日目

1月下旬某日 曇&晴れ

なんやかんやで旅は最終日。

朝食をとり、荷物の発送をすませ、宿をチェックアウト。

モノレールの2日乗車券がまだ使えたため(2日というのは買った日から2日間ではなく、買ってから48時間ということみたい、良心的だと思う)、いったん空港に向かい荷物をコインロッカーに入れて、再びモノレールに乗る。

牧志駅で降りて、壺屋やちむん通りを目指す。

歩いているうちにお昼時になったので、とりあえず昼ごはんにする。

“自然食とおやつの店 mana”というお店で、沖縄の自然栽培野菜を中心にした食材を使ったごはんを食べる。

丁寧で優しい味がした。

あれだけ野菜がたくさんあって手間もかかってそうな料理たちだったのに、価格が良心的だった、私の地元なら1.5倍以上はするだろう。

そこからほど近い“琉球銘菓くがにやあ”というお店で、ちんすこうなどを購入。

お店の店員さんが良い感じだった。

そして、壺屋やちむん通りへ。

数年前にも訪れていてその時も皿やら茶碗やらが欲しいと思いつつ買わずじまいで、今回もやっぱりそうなった。

少し早めに空港に戻り、最後に本や土産物を見つつ買いつつ時間を潰す。

そして飛行機は沖縄を飛び立った。

飛行機の中で食べた“くがにやあ”のちんすこうは素朴でまじりけのない味がして美味しかった。

そういえばふと気付く、今回の旅では海を一度も見てなかったということに。

観光も首里城くらい。

でもそもそも、当初から那覇市内を街歩きするつもりだけだったから何も問題はないんだけれど。

欲しいものも買ったし、聴きたいものも聴いたし、見たいものも見た。

食べることにはさしてこだわりがないので、美味しいものが食べられた時はラッキーだった。

首里城以外はいつもと変わらない街歩きの旅だったけど、そういう旅も自分には向いていると思う。

地元側の空港から一歩外に出たら、凍えそうなくらい寒かった。

沖縄旅記録&所感 3日目

1月下旬某日 雨時々曇

この日は前日よりさらに寝付けなかったが(最終的には、昨年末にみた映画「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」をなぜか思い出し、ムカムカが止まらなかった)、なんとか宿の朝食時間内に間に合わせることができた。

なぜなら首里城に行くから、そして1日3回ある無料の琉球舞踊の11時からの回をどうしても見たかったから。

さあ朝食。

しかし、“食事中”札をテーブルの上に置いて食事を取りに行って戻ってきたら知らん人がそこにトレーを置いて座ろうとしてた。

いや、札置いてたんだけどね、見てなかったんだね(外国の人でした)、そして他にも空いてるテーブルはあったんだけどね、ピンポイントだね、なぜだ。

そして何より、他にテーブルが空いていても、別にその席に何のこだわりもなくても、反射的に「ここ席取ってます」と言ってしまう自分が悲しい。

朝イチからそんな感じで始まり、さらに那覇市内は霧のようなでもそこそこきつい雨が降ったり止んだり、しかも強風。

雨に濡れるのが何より嫌いなのに、琉球舞踊のため、と言い聞かせ、モノレール首里駅から20分近くかけ、強風霧雨の中歩く、なかなかの遠さ。

そして11時10分頃、舞踊が行われる下之御庭に到着、と思ったらすでに始まっていた(ちなみに、自分が一番見たかった演目は一番目でとっくに終わっていた)。。。

どういうわけか、途中から自分の中で11時30分から開始されると記憶が改ざんされていたらしく、かなりのダメージを自分で与えてしまう。

次は14時から。

この時点で、あと2時間45分。

さあどうしよう?

とりあえず、いったん城を見学することに。

ここからは有料区域に入るので、入館券を買って(モノレールの2日乗車券の提示も忘れずに)、いざ中へ。

しかし、ダメージを引きずりながらふわふわ歩いているうちに順路をすっ飛ばし、見たような見てないような感じで、気付けば出口だった。

残り2時間以上。

さあどうする?

そうだ、駅からここまでくる途中にお昼ごはんを食べるつもりだったお店があったからそこに行こう、と判断。

横殴りの霧雨の中、10分ほどもと来た道を戻る。

がしかし、店が開いている気配はなし。。。

こういう場合は考えても仕方ないので、首里城にまた引き返す。

今日はこんな日と諦める。

結局、首里城敷地内にあるレストランで食事をしたりしつつ、時間を潰す。

そして14時。

強風とそこそこな寒さに心折れそうになりながらも、ようやく見れた、琉球舞踊の四つ竹など。

ただもう、強風なのと寒いのと無駄足からくる肉体および精神疲労なのとで、なんかそこそこ薄れる感情。

自分の中で迷いが生じた時、意地になったり、変な勇気をふりしぼったりしない方がいいということは、これまでの経験からわかっていたつもりだけど、ここ2日ほど旅だからって無理をしていた、あー痛い。

そして首里城から駅までの帰り道、さっきの店が開いていた。

うすらぼんやりしながら、モノレールのおもろまち駅で降り、沖縄県立博物館へ。

館内にあるカフェで食べた、さんぴん茶プリンが身にしみる美味さだったのは、この日の救いだったと思う。

博物館の常設展は沖縄の自然や歴史、文化について資料や映像などで展示されていた。

沖縄ひとり旅最後の晩ごはんは、自分の地元にもあるお店で。

間違いのない味がした。

前半は何かと心折れることが多かったけど、後半はそこそこいい感じに進んだから良しとしよう。

さすがに疲れが積もってきた3日目は終了。

沖縄旅記録&所感 2日目

1月下旬某日 曇

前日は23時には布団に入ったというのに、いっこうに寝付けず時計の針は1時を回り。。。

その後も細切れ睡眠のため、目覚めた瞬間からダルい眠い。。。

宿の朝食付きプランにしていたけど、その時間に間に合うわけもなく、コンビニで買ってきたサンドイッチを部屋でひとりもそもそ食べる。

この日、モノレールの2日乗車券(1400円。1日乗車券800円も有。首里城や県立博物館などの有料施設の割引特典もある)を購入。

まずは、モノレール赤嶺駅近くのブックオフ小禄店で、沖縄の出版社から発行された沖縄の植物に関する本を数冊購入。

この段階で、早くもほんのり手がちぎれそうになる。

次はモノレール旭橋駅近く、南部合同庁舎の1階にあるmoduleという雑貨店(というか家具とかも売ってた)へ。

ネットで見かけて気になっていた、このお店とロルバーンのコラボレーションノート(表紙にはデイゴやサンダンカなど沖縄の植物が描かれている)と手ぬぐいを購入。

昼ごはんは併設のカフェにて。

“もじゅまんま”なるツナマヨ雑穀ごはんの上にスクランブルエッグがのっかったものを食べる。

なんだろう、妙に美味しくて、なぜか記憶に残る味になった。

次は、モノレール美栄橋駅近くのジュンク堂書店へ。

ネットで見かけたところ、催しで沖縄の古書店による古書展が開催されているとのことだったので行ってみる。

古書展と書店内の沖縄本のコーナーで植物に関するものを数冊購入。

その足で、同じ建物(D-nahaという)にある100均のダイソーで梱包用資材を購入、これは宿から自宅へ荷物を送る際に本やお土産が傷まないようにするためのもの。

いよいよ手がちぎれそうな勢いになり、とりあえず疲れたのでジュンク堂書店の向かいにあるVita Smoothiesというスムージーのお店でひと休み。

柑橘類がいっぱい入ったスムージーはすっぱくて、疲れも少し和らいだ気になる。

モノレールに乗り、いったん宿へ戻る、なぜなら荷物が重いから(+モノレールの2日乗車券を買ったからフル活用したいから)。

宿で一息ついてから、再び街へと。

またしてもモノレールに乗り、今度は牧志駅まで。

国際通り界隈で琉球帆布のカバンとか欲しかったものを購入。

そして2日目の締めくくりは、行こうかどうか迷ったけど、自らを少し奮いたたせ行くことにしたライブハウス島唄でのネーネーズのライブを。

3人の歌声の美しさったらなかったし、いい音楽が聴けてよかった。

でもその反面、いつも感じる、ああいった場でのいわゆる“ノリノリではない”というか、ただ静かにその場を楽しみたい人間のいたたまれなさというか心とお尻(オールスタンディングの場合は足)のむずむずとしたものからくる、少しの後悔。

楽しさを表に出せない人間は、ああいった場ではどう振る舞えばいいんだろう、人数が多い場合は紛れられるからいいけど、そうでない場合はその場にいながらいつも悩む。

申し訳なさを感じつつも、自分はそういう風にしかできないという少しの開き直りで、毎回その場をやり過ごす。

満足感と少しのモヤモヤを感じた2日目も終了。

沖縄旅記録&所感 1日目

1月下旬某日 曇

沖縄ひとり旅である。

ちなみに、私は幼少期から数えると、これまで15回くらいは沖縄に行っている。

というわけなので、今回は観光ではなく、那覇市内を街歩きの旅。

那覇到着早々、とりあえずお昼にする。

空港内でサンドイッチ店に入る。

とりあえずの腹ごしらえを終えたら、モノレールに乗って宿の最寄り駅へ。

チェックインして部屋に荷物を置き、街へ出る。

とりあえず人様に渡す用の土産を先に買っておくため。

国際通りや市場、スーパーであらかたの土産を買い込むと、あれよあれよという間に手がちぎれそうな勢いになる。

しかしながら、これで残りの滞在中は土産のことを考えずに済むので気が楽になった。

ちなみに、自分用にもあれこれ買った。

まずはMIMURIという、やたらかわいい沖縄の自然などをモチーフにしたテキスタイルで作られた雑貨が並ぶお店では、ブックカバーを購入。

ブックカバーも何種類かデザインがあったけど、絵柄の中にドラゴンフルーツが描かれたものを迷わず購入。

ドラゴンフルーツ(果肉が赤い方)が妙に好きで、食べるのみならず、ドラゴンフルーツモチーフのものにもつい引寄せられる。

次は、“SuiSavon 首里石鹸”というお店で、南阿蘇のハーブと沖縄の植物や果物などから作られた小さい石鹸の詰め合わせ(自分で好きな石鹸を選んで、2個〜8個くらいまで、それぞれの個数の箱に入れる)を。

そして、一番欲しかったのは、KUKURUというお店の手ぬぐい。

沖縄らしい絵柄のものを5枚購入。

ドラゴンフルーツ柄の手ぬぐいもあったからテンションがあがった。

夜ごはんは宿近くのデパートにある沖縄料理の店で。

とりあえず、ゴーヤーチャンプルーとじーまみー豆腐を食べた。

とりあえずの1日目は終了。

今読んでいる本 17

本を読むときは、1冊をじっくり読むというわけではなく、数冊(2〜4冊)を並行して読みます。

今現在、読んでいる本のメモです。

●『わたくしが旅から学んだこと』

兼高かおる

小学館文庫

2013年文庫化

→かつて放送されていたテレビ番組『兼高かおる 世界の旅』で知られる兼高かおるさん。「去る者は追わず、来る者は選べ」「贅沢が文化を、余裕がアイデアを育てる」「旅に出ると細胞が活性化する」など、約150ヵ国にのぼる取材の旅から得た人生観を綴ったエッセイ。

●『パンとスープとネコ日和』

群ようこ

ハルキ文庫

2013年文庫化

→唯一の身内である母を突然亡くしたアキコは、母が営んでいた食堂を改装し、母のそれとはまったくことなる趣の店を再オープンさせた。安心安全の食材と手間ひまをかけて作ったサンドイッチとスープ、サラダとフルーツ、それが店のメニュー。店を手伝うのは体育会系で気配りのできる“しまちゃん”という女性。家に帰るアキコを待つのは、かつて店の横にうずくまっていたところを保護したネコの“たろ”。泣いたり笑ったり悩んだり、そんなアキコの日々を描いた小説。

今読んでいる本 16

本を読むときは、1冊をじっくり読むというわけではなく、数冊(2〜4冊)を並行して読みます。

今現在、読んでいる本のメモです。

●『心がほどける小さな旅』

益田ミリ

幻冬舎文庫

2016年文庫化

→「どこか遠くに行きたい」、そう思ったときはだいたい心がカチコチに凝り固まっているとき。春の競馬・桜花賞から、夏の夜の水族館、秋は奥入瀬渓流で紅葉を眺め、冬の第九の大合唱団へ参加まで。遠くに行けなくてもふらりと気の向くままに出かけると気持ちもほぐれてくる、そんな旅のエッセイ集。

●『離島の本屋』

朴順梨 著

ころから

2013年発行

→日本にある離島、北は北海道の礼文島から南は沖縄県与那国島まで、22の島で「本屋」の灯りをともす人たちを追ったルポ。そこには、島の人たちに寄りそうように存在する本屋の姿や、時に厳しい現実を思い知らされる話も書かれています。

読書メモ その7

ここ最近、読んだ本の中で面白かったなぁと思ったものあれこれ。

●『47都道府県 女ひとりで行ってみよう』

益田ミリ

幻冬舎文庫

2011年文庫化

若者でも中年でもない、33歳の終わりから37歳までの毎月一度、日本国内47都道府県を女ひとり旅で制覇。

旅先でいろんな人とふれ合って楽しく過ごしたり、名物料理を食べたり、そこで何かを学ぶだけがひとり旅ではないのです。

著者曰く付き、「ただ行ってみるだけ」の旅の記録がそこには綴られています。

とはいえ、ひとり旅を始めた当初は、孤独を感じたり、地元の人とふれ合わなくてはと思ったり、食べたくなくても名物料理は食べてみたりと、ひとり旅はするけど積極派ではない人間(私もそっちです)ならではのジレンマもあったようです。

それが、旅を重ねるごとに変わっていくのがいい意味で力が抜けてく感じがします。

とくに「ハッ…!」としたのは、著者が旅先で人にちょっと聞けばいいことを聞けずに、いろんなことをあきらめている気がしたけど、時間とともにたいていはたいしたことでもなかった思うから、小さな勇気を無理して使わなくてもいいのかもしれない、という考えに至った一連の文章。

なぜか妙にしみました。

各旅の最後には、著者がその旅で使ったお金のだいたいの内訳や4コマ漫画も描かれているのも、面白いです。

とくに、金額の内訳の食費には、名物料理もさることながら、ごく普通の食べ物、例えばサンドイッチやきつねうどん、デパ地下惣菜がごく自然に並んでいたりして、そんなところからも、気負わなさが滲んでいたり。

旅で訪れた場所やその土地ならではこと、人とのふれ合いが細かく書かれていないのがむしろ新鮮に見えました。

そして、自分がひとり旅する時もどちらかと言わなくてもそちら側なので、「これでいいんや」と改めて思えた1冊でした。