本とハーブと日々のこと、あれこれ。

読書メモや本にまつわること、アロマやハーブに関すること、日々思うことなどを書いていこうと思っています。

今読んでいる本 16

本を読むときは、1冊をじっくり読むというわけではなく、数冊(2〜4冊)を並行して読みます。

今現在、読んでいる本のメモです。

●『心がほどける小さな旅』

益田ミリ

幻冬舎文庫

2016年文庫化

→「どこか遠くに行きたい」、そう思ったときはだいたい心がカチコチに凝り固まっているとき。春の競馬・桜花賞から、夏の夜の水族館、秋は奥入瀬渓流で紅葉を眺め、冬の第九の大合唱団へ参加まで。遠くに行けなくてもふらりと気の向くままに出かけると気持ちもほぐれてくる、そんな旅のエッセイ集。

●『離島の本屋』

朴順梨 著

ころから

2013年発行

→日本にある離島、北は北海道の礼文島から南は沖縄県与那国島まで、22の島で「本屋」の灯りをともす人たちを追ったルポ。そこには、島の人たちに寄りそうように存在する本屋の姿や、時に厳しい現実を思い知らされる話も書かれています。

読書メモ その7

ここ最近、読んだ本の中で面白かったなぁと思ったものあれこれ。

●『47都道府県 女ひとりで行ってみよう』

益田ミリ

幻冬舎文庫

2011年文庫化

若者でも中年でもない、33歳の終わりから37歳までの毎月一度、日本国内47都道府県を女ひとり旅で制覇。

旅先でいろんな人とふれ合って楽しく過ごしたり、名物料理を食べたり、そこで何かを学ぶだけがひとり旅ではないのです。

著者曰く付き、「ただ行ってみるだけ」の旅の記録がそこには綴られています。

とはいえ、ひとり旅を始めた当初は、孤独を感じたり、地元の人とふれ合わなくてはと思ったり、食べたくなくても名物料理は食べてみたりと、ひとり旅はするけど積極派ではない人間(私もそっちです)ならではのジレンマもあったようです。

それが、旅を重ねるごとに変わっていくのがいい意味で力が抜けてく感じがします。

とくに「ハッ…!」としたのは、著者が旅先で人にちょっと聞けばいいことを聞けずに、いろんなことをあきらめている気がしたけど、時間とともにたいていはたいしたことでもなかった思うから、小さな勇気を無理して使わなくてもいいのかもしれない、という考えに至った一連の文章。

なぜか妙にしみました。

各旅の最後には、著者がその旅で使ったお金のだいたいの内訳や4コマ漫画も描かれているのも、面白いです。

とくに、金額の内訳の食費には、名物料理もさることながら、ごく普通の食べ物、例えばサンドイッチやきつねうどん、デパ地下惣菜がごく自然に並んでいたりして、そんなところからも、気負わなさが滲んでいたり。

旅で訪れた場所やその土地ならではこと、人とのふれ合いが細かく書かれていないのがむしろ新鮮に見えました。

そして、自分がひとり旅する時もどちらかと言わなくてもそちら側なので、「これでいいんや」と改めて思えた1冊でした。

悲しみのこたつ布団

こたつの季節がやって来た。

わたしがまだ小さい頃、わが家のこたつの掛け布団の絵柄がテレビアニメ「フランダースの犬」のものだった。

ネロとアロアとパトラッシュが楽しそうに遊んでいたイラストだった記憶がある。

しかしながら、「せやった、ネロとパトラッシュが死んだんも寒い冬やった。しかもあんな死に方。。。」ってなって、今のわたしならむせび泣いてこたつになんて入れない。

嘘、普段からそんなにこたつに入らない。

アニメでは周りの人たちに追い詰められて死んだ子どもと老犬が描かれたこたつ布団。

そんな悲しいこたつ布団、そうあるもんじゃない。

そして今日も寒い。。。

今読んでいる本 15

本を読むときは、1冊をじっくり読むというわけではなく、数冊(2〜4冊)を並行して読みます。

今現在、読んでいる本のメモです。

●『もたない男』

中崎タツヤ

新潮文庫

2015年文庫化

→人気漫画『じみへん』の作者は、とにかくモノを捨てまくる。引っ越し間際のようにモノの少な過ぎる仕事部屋、インクが減るごとに本体を削って短くしたボールペンなど。でも本人曰く、物欲は人一倍強い。あまりに極端な捨てっぷりが面白すぎるエッセイ集。

●『やっぱり、歯はみがいてはいけない 実践編』

森昭/森光恵 著

講談社+α新書

2017年発行

→日本人の歯みがきに対する常識を一変させた著書『歯はみがいてはいけない』の第2弾。毎日の正しい歯のケアのために必要な具体的な方法を、歯科医師と歯科衛生士の2人が記しています。

比叡山延暦寺バスツアー

11月下旬 山は曇り時おり雨

比叡山延暦寺から大原三千院貴船神社のライトアップを巡るバスツアーに参加。

●バスはいきなりお土産物の店に立ち寄りということで、八ツ橋専門店へ。ほかのバスツアーのお客さんたちもわらわらやってきて、店内はちょっとした祭状態だった。

●その後、バスは山道を走り登り、比叡山延暦寺の東塔エリアへ。本堂の根本中堂は平成の大修理とかで超工事中だった。でも中は拝観できた。そしてほとんど覚えていない。

●次は同じく延暦寺の西塔エリアへ。釈迦堂の本尊で秘仏の釈迦如来像と内陣が特別公開されているらしく、堂内に充満する線香の煙にいぶされつつ、行列に並んで拝観してきた。並んでいる時、ツアーの添乗員さんが拝観チケットがどういうわけか一枚足りないので手配してもらえますか的なことを事務方っぽいおじさんに話したら、そのおじさんが「ダメです」とつっけんど過ぎるくらいつっけんどに返事していた。規則でダメだとしても、もうちょっと違う物の言い方ってあるんじゃなかろうかと。過去の職場での体験をあれこれ思い出しつつ、どこにでもこういう人間っているよなと小一時間。

●そしてバスは大原三千院へ。4年ほど前にも訪れていたので、往生極楽院だけ遠巻きに参拝して、お寺を出る。出た瞬間、金色不動堂という御堂で秘仏の金色不動明王像が特別公開中であることを知る。でもまあ仕方ないので、あっさり諦める。門前の茶屋に入り、きのこそばに粉山椒をいっぱいふりかけて食べる。

●バスはいよいよツアー最後の場所である貴船神社へ。もみじ灯篭という名のライトアップ中ということもあって、神社へと続く参道も人が多かった。またしても苦手な行列に並ぶという行為の後、本宮に参拝。帰りの駐車場までの道すがら、ふと思う、自分はライトアップやイルミネーションの類いに1ミリも興味がないという事実に。唯一の例外は、大阪の万博記念公園にある太陽の塔プロジェクションマッピング、あれはむしろすごく好きだ。でもここ数年は、人の多さと寒さに負けて行ってないけど。寒い夜はあったかい家でダラダラ過ごすに限る。

●盛りだくさんのバスツアーはこうして終了。個人では面倒くさくてなかなか行けない場所に連れて行ってもらえるのはありがたい。でもすごく疲れた。

そして、平地と山は天気が違う、と身にしみて思った。折りたたみ傘を持って行っててよかった。今後、山方面に行くことがあれば、雨に負けない装備で挑むことを学んだバスツアーだった。

大門玉手箱さんの一箱ふるほん+あるふぁ市に初出店してきた話

11月11日(日) だいたい晴れ時おり強風

奈良市のきたまちエリアにある初宮神社で開催された“第62回 大門玉手箱 一箱ふるほん+あるふぁ市”に、“スズオ書房”という屋号で出店してきました。

自分なりに選びぬいた古本を小さな箱に詰めて、人生初の店主(といっても正式な店ではありませんが)になりました。

今回(も何も初めてですが)は、旅とシルクロードの本を選んでみました。

おやきょうだいからは1冊も売れへんかったりして、とか言われたスズオ書房、果たして売れるのか?

だいたい晴れ、時おり吹く強風の下、店番しつつ、ほかの出店者の方たちと話したり、ほかの出店者の方たちから購入したパン(米粉のパンにゆずみそ塗ってた、うまー)やマカロンを食べたり、本読んだり、ぼんやりしたり、時にお客さんと話したりしながら、ゆるーい時間が過ぎていき、店じまいの時間になりました。

そして本は売れたのか?

はい、ありがたいことに数冊お買い上げいただきました。

売れないかもと思っていたから売れたうれしさと、自分なりに選んだ本が売れたうれしさと楽しさがありました。

元来、人としてクズな部分が大半を占めるわたくしですが、いろいろな人たちのおかげで一連の出来事となったのは忘れないようしていきたいです。

またどこかで、スズオ書房を登場させることを目標に、明日からもそれなりにやっていこうと思います。

奈良旅メモ 2日目

11月10日(金) 晴れ

 

●朝食は宿で。和食うまー。今回泊まった宿は、和室で客室係の人がいて、夕食は部屋食で、食後は係の人がお布団を敷きにきてくれはって、朝食も会場で係の人があれこれ用意してくれはって、と昔ながらの日本のお宿だった。最近の旅はもっぱらビジネスホテルだったので、こういうのもやっぱりいいよなぁと思った。ひとり旅だとなかなか敷居が高いけど、今回は母と二人だったので無問題。ザ・日本のお宿、こんな宿にこれからもがんばっていただきたい。

 

●チェックアウト後、バスに乗り、平城宮跡方面へ。まずは海龍王寺へ。ご本尊の十一面観音菩薩立像が特別御開扉中だった。鎌倉時代の作だけど、長く秘仏だったので彩色も鮮やかに残っていて本当に美しかった。続いて、すぐ近くの法華寺まで歩く。こちらも秋の特別開扉中だった。こちらのご本尊の十一面観音菩薩立像は木そのものの美しさとでもいいましょうか。なんか良い香りがしそうな気がした(イメージは白檀)。

 

●お寺を参拝後は平城宮跡へ。パッと見、きれいなでっかい広場。そこの北側に第一次大極殿、南側に朱雀門が復原されて建っている。里中満智子先生のマンガ『天上の虹』をずっと読んでいて、登場人物のうち氷高内親王(主人公・持統天皇の孫で、後の元正天皇)が特に好きで、その氷高内親王もこの場所を歩いたんだと思うと、ひとりテンションがあがる。昼下がり、日差しもまぶしく少し暑いくらいの中、宮跡にある平城宮跡資料館へ移動。館内の展示で復原された当時の役人たちの仕事用机(二十八足几)と椅子がシンプルでかわいかった。あんなん自分の部屋に欲しいかも、いや、いらんか、仕事しなあかん感じするから。

 

●宮跡から西大寺駅方面へ歩いて、昼ごはんは、ならファミリーとかいう巨大商業施設のレストランフロアにて、熱々のドリアを食べる。劇的ではないけど間違いないチェーン店の味がした。

 

●食後は腹ごなしに館内を歩き見。なんやかんやで疲れたので、帰途につく。

 

1泊2日秋の奈良旅はこれにて終了。